AWS-CLIインストール
AWSコマンドラインインターフェースとは
AWSコマンドラインインストールとは、AWSのサービスをコマンドラインから管理するためのツールです。LocalStackにつきましても、様々な用途でAWS-CLIを利用します。

AWS コマンドラインインターフェイス(CLI: AWSサービスを管理する統合ツール)| AWS
AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) は、AWS サービスを管理するための統合ツールです。ダウンロードおよび設定用の単一のツールのみを使用して、コマンドラインから複数の AWS サービスを制御し、スクリプトを使用してこれらを自動化することができます。
早速、AWS-CLIをインストールして行きましょう。インストール方法の詳細は公式に記載があります。
pipインストール
pipをインストールします。ここにきているユーザーの皆さんであれば、pipのインストールは既に済ませている方も多いと思いますが一応記載致します。
python3とpip3のインストール
sudo apt-get update
sudo apt-get install python3
sudo apt-get install python3-pip
aws-cliインストール
aws-cliの最新版をインストールします。
公式ではpip3によるインストールが推奨されていますので、それに従いpip3を利用します。
pip3 install awscli --upgrade
~/.local/binにawsコマンドが格納されていますので、そのパスを.bashrcへ設定しパスを通します。
echo "export PATH=~/.local/bin:$PATH" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
awsコマンド確認
下記を実行しawsコマンドのバージョンが確認できれば成功です。尚、本日(2020/4/29)時点では、pythonのバージョンがPython 2.7以上、または、Python 3.4以上である必要があります。
aws --version
aws-cli/1.18.48 Python/3.6.9 Linux/5.0.0-1034-gcp botocore/1.15.48
AWS構成ファイル設定
AWSサービスを利用するために、AWSの構成を設定する必要があります。下記の設定が必要となります。
AWS構成
- アクセスキーID
- シークレットアクセスキーID
- デフォルトのAWSリージョン
- デフォルトの出力形式
AWS構成ファイル設定
awsコマンドを用いて構成ファイルを設定していきます。LocalStackではダミーの構成ファイルを利用するため、プロファイル名=”localstack”として作成します。
aws configure --profile localstack
下記のように設定します。
AWS Access Key ID [None]: dummy
AWS Secret Access Key [None]: dummy
Default region name [None]: us-east-1
Default output format [None]: json
下記のように確認できれば成功です。
AWS認証情報の確認
cat ~/.aws/credentials
[localstack]
aws_access_key_id = dummy
aws_secret_access_key = dummy
AWSプロファイル情報の確認
cat ~/.aws/config
[profile localstack]
region = us-east-1
output = json
まとめ
- AWS-CLIインストール
- ダミーのAWS構成ファイルを作成
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