LocalStack入門(第4回) AWSコマンドラインインターフェース(AWS-CLI)

LocalStack

AWS-CLIインストール

AWSコマンドラインインターフェースとは

AWSコマンドラインインストールとは、AWSのサービスをコマンドラインから管理するためのツールです。LocalStackにつきましても、様々な用途でAWS-CLIを利用します。

AWS コマンドラインインターフェイス(CLI: AWSサービスを管理する統合ツール)| AWS
AWS コマンドラインインターフェイス (CLI) は、AWS サービスを管理するための統合ツールです。ダウンロードおよび設定用の単一のツールのみを使用して、コマンドラインから複数の AWS サービスを制御し、スクリプトを使用してこれらを自動化することができます。

早速、AWS-CLIをインストールして行きましょう。インストール方法の詳細は公式に記載があります。

pipインストール

pipをインストールします。ここにきているユーザーの皆さんであれば、pipのインストールは既に済ませている方も多いと思いますが一応記載致します。

python3とpip3のインストール

sudo apt-get update
sudo apt-get install python3
sudo apt-get install python3-pip

aws-cliインストール

aws-cliの最新版をインストールします。
公式ではpip3によるインストールが推奨されていますので、それに従いpip3を利用します。

pip3 install awscli --upgrade

~/.local/binにawsコマンドが格納されていますので、そのパスを.bashrcへ設定しパスを通します。

echo "export PATH=~/.local/bin:$PATH" >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

awsコマンド確認

下記を実行しawsコマンドのバージョンが確認できれば成功です。尚、本日(2020/4/29)時点では、pythonのバージョンがPython 2.7以上、または、Python 3.4以上である必要があります。

aws --version
aws-cli/1.18.48 Python/3.6.9 Linux/5.0.0-1034-gcp botocore/1.15.48

AWS構成ファイル設定

AWSサービスを利用するために、AWSの構成を設定する必要があります。下記の設定が必要となります。

AWS構成
  • アクセスキーID
  • シークレットアクセスキーID
  • デフォルトのAWSリージョン
  • デフォルトの出力形式

AWS構成ファイル設定

awsコマンドを用いて構成ファイルを設定していきます。LocalStackではダミーの構成ファイルを利用するため、プロファイル名=”localstack”として作成します。

aws configure --profile localstack

下記のように設定します。

AWS Access Key ID [None]: dummy
AWS Secret Access Key [None]: dummy
Default region name [None]: us-east-1
Default output format [None]: json

下記のように確認できれば成功です。

AWS認証情報の確認

cat ~/.aws/credentials
[localstack]
aws_access_key_id = dummy
aws_secret_access_key = dummy

AWSプロファイル情報の確認

cat ~/.aws/config
[profile localstack]
region = us-east-1
output = json

まとめ
  • AWS-CLIインストール
  • ダミーのAWS構成ファイルを作成

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