確率分布とは、ある確率変数が取りうる値の確率を表す関数です。Numpyは、Pythonで確率分布を扱うためのライブラリです。Numpyでは、様々な確率分布を表現するための関数を提供しています。
例えば、正規分布を表現するための関数として、numpy.random.normal()があります。この関数は、指定した平均値と標準偏差を持つ正規分布からの乱数を生成することができます。以下のコードは、平均値が0、標準偏差が1の正規分布からの乱数を10個生成する例です。
import numpy as np
# 正規分布からの乱数を10個生成
np.random.normal(0, 1, 10)
# 出力
array([ 0.5641815 , -0.97727788, 0.95008842, -0.15135721, -0.10321885,
0.4105985 , 0.14404357, 1.45427351, 0.76103773, 0.12167502])
Numpyでは、正規分布以外にも、指数分布、ポアソン分布、ベータ分布など、様々な確率分布を表現するための関数を提供しています。