PandasのDataFrameには、「diff()メソッド」という機能があります。この機能を使うと、データフレームの各要素の変化量を計算することができます。
diff()メソッドは、データフレームの各要素を比較して、前の値との差を計算します。その結果、各要素の変化量を算出することができます。
例えば、以下のようなデータフレームを考えます。
import pandas as pd
df = pd.DataFrame({'A': [1, 2, 3, 4, 5],
'B': [2, 4, 6, 8, 10]})
print(df)
実行結果:
A B
0 1 2
1 2 4
2 3 6
3 4 8
4 5 10
このデータフレームにdiff()メソッドを適用すると、以下のような結果が得られます。
import pandas as pd
df = pd.DataFrame({'A': [1, 2, 3, 4, 5],
'B': [2, 4, 6, 8, 10]})
print(df.diff())
実行結果:
A B
0 NaN NaN
1 1.0 2.0
2 1.0 2.0
3 1.0 2.0
4 1.0 2.0
diff()メソッドを適用すると、各要素の変化量が算出されます。この例では、A列とB列の変化量がそれぞれ1.0と2.0となっています。
diff()メソッドを使うことで、データフレームの各要素の変化量を計算することができます。